アルファスパイダー最期の記録：さんぽ・お散歩：SSブログ

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アルファスパイダー最期の記録　[アルファスパイダー録] [編集]

本日、0時にアルファスパイダーに火が入り、そして僕の手元から離れました。

友人のならさんと、さかもてぃーなさんが二人で藤沢からおいでになり、
スパイダーの回送作業をしていただきました。僕のスパイダーの心臓部である
エンジンは彼のもとに行きますゆえのお手伝いであります。
プラグ交換をして、ならさんがエンジンをかける。５分ほどの作業で復活です。
フクピカで汚れを落とし、窓を拭き、最期のメンテナンスです。

ガソリンスタンドでガスを補給し記念撮影。んーもう一度だけ乗りたくなり、
最期に高速のインターまで全開走行。クラッチもミッションも今のクルマとは
全く違うクラシカルなフィーリングにこみ上げてくるものがあります。
気持ち的には決まっているので、ぐグッとこらえて、ならさんに戻す。

↑最初の写真もガススタでした。今回もここでお別れ

首都高速のインターで手をふる、ならさんをスパイダーを見送りました。
テールランプのカタチや、小さなボディーとタイヤの太さ。幌の色や
排気音、エンジン音、煙に。そして走っている姿を記録させてもらった。
４年と１０ヶ月のお付き合いの中で、修理ばかりしていましたが、
気持ち的にマイナスの時期でしたので、がむしゃらに打ち込んでおりました。
気付けば乗らなくなり、快適性の良い155にシフトしていくのは簡単な事でした。
S.T.Mさんに引き取っていただき、板金修理の上、また新たなオーナーの元に
行くであろう。手放してこんな事を書くのは身勝手ですが、機会があったら
オールドアルファのテイストを残した3型スパイダーに乗る事を薦めます。

最期に今までお世話になった皆様、強引に運転をさせられた友人達、
親身に相談にのっていただき、修理をしてもらったS.T.Mの望月さん、
ホントにありがとうございました。僕はスパダーを今日で引退しますが、
今までの経験は良い想い出として、記憶し続けたいと思います。