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倒立フォークOH話 [XB12X Ulysses録]

そういえば初めて行った作業なのにブログに書いてなかった。

倒立フォークのオーバーオールといえば友人がCBR1000RRの
フロントフォークをオーバーホールした際にバネがねじ込めないという
記事があり、かなり恐れていました。結局バイク屋さんにもっていった。
今回先人たちの経験則からお手製工具と、打ち込み工具を新調しました。
では苦労話と少ない写真で説明します。

正直、終わってみたら成立フォークより簡単でした。オイルまみれですが・・
①フロントフォークのキャップは車体についているときに緩めておく。
②フロントフォークのキャップに外したがバネ圧が掛かっていません。
③お手製工具でカラーを固定。下からジャッキで押し上げる。
④オイルラインのネジを外し、キャップを分離する。
⑤オイルを抜き、カラーとバネを分離する。
⑥ダストシールと、オイルシールの抑えの針金を外す。
⑦インナーシャフトを引っ張り、オイルシールを外す。
⑧逆の手順で組み込み、オイルを入れ油面を測り組み立てます。
⑨お手製工具でカラーを固定しオイルラインを締め込みキャップを固定。

まーこんな感じで3時間で二本組み込みました。トラブルとしては、
写真のカラーを逆に組んで組みなおしたり、オイル油面を測る工具が
劣化しホースと注射器の間に空気が入り吸い込めなくなったため、
しょうがないから口で吸いこんでやりました。味はサラダ油みたいでした。
今回は、XB12R用のものをオーバーホールしました。油面は純正、
オイルの粘度は8から10にしておきました。これしか売ってなかったし。
組んでから走行をしましたが、初期のオイル染みありましたが、
現在は問題なく動いております。
お手製工具は構造を理解した先人の案にのりましたが、たぶん、この方法で
他のバイクもOHできると思います。また。正立フォークと違い、インナーを
ばらす際に正立ならボトムを外しますが、倒立はキャップを外す際にこの工程が
終わっていますので、オイルシールを組む際は倒立が圧倒的に楽でした。
やっぱり、なんでも体験するのはいいことだと思いました。よって今回OKです~
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